「任せた」後は、それで「私は後は何もしなくてもいい」 ということではない。
その「任せた後の進捗をフォローすること」が責任として伴う。
任せて安心な状態であるなら、「あとは任せた。万一失敗したら、俺が責任をとる」
ということになる。
しかし、任せて、結果が失敗(問題が伴う)になる可能性が高いと予め予想がつくなら、
敢えて途中で口をはさんで、進捗を確認する必要があるのだ、と最近思う。
以前、まだ私が社長でなかった頃、
「社長(今の会長)がすべてに口をはさむから、社員が伸びない。
任せることが無いとダメだ。」
という声を、社員の中から聞いたことがある。
私が社長になってからも、
「現場のことは現場に任せて、社長は営業で仕事をとってくればいい」
と、社員から言われたことがある。
最近、受注した現場の完成検査が立て続けにあっている。
「下の者に任せた!!」つもりで、私は営業と新規事業関連に注力していた。
そして、検査直前、どうも遠目に検査準備の進捗をみていると、スムーズでない。
心配になって、突っ込んで内容を確認してみると、案の定 かなり深刻な状況。
私は、会社として工事を受注した以上は、きちんとりっぱな状態で完成して
引き渡す責務がある。
中途半端な管理書類や現場の状態で、検査に臨むことは、ある意味会社の代表と
しての責任放棄だ。
社員を育てるために、敢えて中途半端な状態で、現場を発注者に引き渡すことはできないのだ。
完全に任せて口を横から出してほしくない(やる気が失せるから)かもしれない。
今の当社の現場の管理は、現場音痴の私が 管理の進捗をチェックしなければならない
途上の状態にあるようだ。
社員を育てることと 任せてみること。
そこには、任せっぱなしにせずに、 たまに進捗をみてあげ、そして行き詰まりそうなら
手を差し伸べてやること。
これが肝要な気が してきた。
そういえば、これって子育てにも似ている気がする。
本日民間営業に一日費やした。
それは、これから先の社員の生活を確保するための工事を受注するため。
現場検査の準備でてんてこ舞いになっている状況下でも、
今 このタイミングでやっておかねばならないこともある。
話は変わるは、明日(本日)は 長男の卒園式。
10時から開始。
一方、10時30分から市役所主催の助成金審査会がある。
(業界青年部関係のボランティア活動について、助成を受けるために審査会にエントリーした)
資料の準備をしたが、私はこの団体の責任者をしているので、出席しなくてはならないだろう。
卒園式の謝恩会が、お昼からある。
ここでは、親代表として出し物をすることになっている。
(運動会で結成された”キャロッツ”メンバーが、今回も よさこいソーラン踊りを披露。
今回は、それに加えて あの有名なダンスもする予定)。
お父さん方9名、みんな忙しい中に 夜の8時から10時前まで週1回練習。
本日も、最後の仕上げで夜10時まで練習していた。
これも、私の責務の一つ(父親として)。
なんだか、体と頭の中が ぐちゃぐちゃの状態。
そうな言っても、どれも投げやりにすることはできない。
割り切って、その一つ一つを 私なりに 責任を全うしていきたい。
楽しみながら。