本日は昼前から晴れ間が差したが、このところ雨が多い。
土木事業を営む会社としては、この時期に雨が続くと
気持ちが落ち着かなくなる。
現場の追い込みが不可避となる時期に、事業着手ができなくなるからだ。
発注の段階では、雨天による損失などはカウントされていない。
作業中止になるだけならまだしも、場合により作業条件が大幅に悪化することも
多い。
昨日は月一回の会社の全体会議。
日中の時間は作業の妨げとなることから、現場からの要請で夕刻から開始が
恒例となっている。
19時から開始して21時半過ぎまでかかった。
朝早くから出勤、そして日中は寒い環境下での作業、その上で疲れた体で会議。
こんな流れで、毎日精を出してくれる社員になんとか、いい待遇をしたい。
益々 そういう思いに駆られる。
では、トップとして何をしてやれるか 何をやるべきか。
雨を降らせない ことなどできない。
天候によって左右される職場環境を、できる範囲内で改善してあげること。
少しでも利益の出る案件を見つけ、そして受注できるような仕組みを作り
会社を導いていくこと。
社の誰もが、目の前の案件処理に120%のエネルギーを注いでいる。
そこを、第三者の目から よりスムーズに流れを作っていくのが私の役目。
自分の業務を唯一自分で調整できる立場にいるからこそやれる役目。
もちろん、トップとしては 会社の方向性を見出し、
それに向けて、また別のエネルギーを注ぐことも職務のひとつである。
それはそれ、これはこれである。
なお、先日の会議開催にあたり
まず4年前の27日に殉職した社員に対し、みんなで黙祷を捧げ
哀悼の意とそして、無事故無災害を新たに誓った。
合掌