新事務所に移転して
 
通勤時間が 従来より30分余計にかかっている。
 
ちょうど渋滞する道路を通過するためで、空いていれば通常は15分程度になる行程。
これは、まだ慣れないが、幸い社員のみんなは 定時までには出社してくれている。
 
よかったこと
これは 新しい事務所に居ると 不思議と心地よい気分になること。
 
事務所内にかなり広い空間を創出したことにもよるが、
土地に起源する気が よほどいいのではないか?
 
前から所有していた土地だが、やはり5,000坪という広さを実感する。
 
お取引さんが お花やら飲み物やら差し入れてくれて、それも華やかな空間の創出にも
間違いなく貢献している。
 
災害対応拠点としての新たな思い
BCP(災害リスク管理)対応で と取引先の皆様には 挨拶状でその理由を記載させてもらった。
何か 裏があるのでは?
と 訝しがる方も中にはおられた。
一方、「よく 英断されましたね」 と素直に評価される方も少なからずおられた。
 
答え
本当に 純粋に 「津波発生が伴う災害時に、第一線で貢献できる体制を作りたい」
というお思いから。
関連会社の収益体質強化のためということも併せてプラスの効果としても期待できた。
前の土地は 少し借金のための担保にも入っていたから、
前の土地を手放すことにより 長期借入がなくなるという効果もある。
結果として、財務体質も強化された。
やはり、動機が純粋であると 思わぬプラスの効果が広がってくるものだろうか。
 
ちなみに 最近東北の同志から言われて はっとしたこと。
「うっちー(そう呼ばれている)、もし南海トラフ関連で大災害が発生したら
宮崎には自衛隊や他県の警察なんか派遣されないよ。
 
残酷だけど、災害復旧の優先順位は 人口が多いところが先。
首都圏、名古屋、近畿  となると  宮崎には とてもとても足りない。」
確かにそうだろう。
なら どうするか?
 
自衛隊、警察に代わる動きを 建設業界が担うしかない。
 
建築工事の竣工を迎えて うれしかったこと
 
先週、最近竣工した建物の落成記念の宴が開催された。
主催者はお施主様だったが、うれしかったのは 招待されたのが
元請けである当社だけでなく、協力会社の方々もだったこと。
一つの建築構造物は、決して元請け1社だけで出来るものではない。
むしろ、最前線で作業をしてくれている協力会社の力と汗、心あってこそ。
そのことを理解してくれたこと そして行動に移されたこと
「こういうお施主様の仕事をさせてもらって、本当によかった」
そう 挨拶では述べた。
心からの本心である。