先の連休、思わぬ災難が降りかかった。
俗言う ぎっくり腰になってしまったのだ。
おかげで連休は ずっと横になって過ごした。
こちらは、レントゲン写真
初日の夕方は、以前から企画していたワインパーティが
我が家の庭で開かれることになっていた。
家の主として 横になっているわけにもいかず、
幸い初日は、整体に行ったいせいかそう痛みが激しくなかったので、
自らもワインを楽しみながら過ごした。
これは、腰に負担をかけないため、仰向けになっていたときに撮った写真。
あまりに きれいな 青 だったのでカメラにおさめた。
ガーデンパーティには うってつけの天候だった。
翌日の朝からが ひどかった。
くしゃみをするだけで激痛。寝返りを打ち度に激痛。
とにかく安静が一番だと横になっていたが、
なかなか回復に向かわない。
現場廻り、残務処理、試験勉強等々 当初計画していた
ことはあきらめざるを得なかった。
連休最終日は、息子の剣道の試合が大分であり、
やはりここだけは外せない と妻に運転を任せつつ、
後部座席で休みながら出かけた。
試合は、ホンの3分もあるかないかで終わり。
ただ、重い腰をひきずって行っても、やはり自分の目で
観戦できたのは自分なりでは意義を感じた。
この連休中、横になりながら あまりに時間がもったいないので
3冊ほど 本を読んだ。
五木寛之氏 「人間の運命」
稲盛和夫氏 「生き方」
渡邉美樹氏 「勝つまで戦う」
いずれも 人生の歩み方について考えて書かれた本である。
3人それぞれ 微妙に姿勢が異なっていたが、共通解が透けて見えた。
(個人的に一番 今の自分に馴染んだのは 五木さんの本ではあったが)
人の運命は、予め宿っているものと、自分の過去そして現在の
行動で変わっていくものの二つの要素で決まっていく。
ぎっくり腰というのは、体の疲労が蓄積されたときに発生するもの
らしい。
仕事中でなく、連休初日に発生したことは、休養と人生について熟考
するためには、いい機会だったのかもしれない。
連休も 終わり 通常通りの勤務状態モードに入っているが、
やはり まだ 本調子ではない。
他県に出張もあったので、注射を打って出かけたりしているが、
やはり 健康 というのは そうでないときに、有り難味が
嫌というほどわかる。
今も なんとか痛みをこらえつつ、移動中のバスの中で このブログを更新している。
気をつけないといけない。
普段の何気ない健康体での生活。
家族とのひととき。
会社の営み。
大きな災難がないときに その有り難味に感謝しなければならない。