みなさま それぞれの思いの中 明るい正月をお迎えのことと存じます。
旧年中は、いろいろな局面、つながりの中でお世話になりました。
おかげさまで、会社も 私個人も こうやって正月を 平穏のうちに迎えることが出来ました。
これも、ひとえに みなさまの存在のおかげでございます。
ここに改めて 感謝の言葉を申し上げます。
ありがとうございます。
さて、今年は 会社の代表者である私内山雅仁は年男になります。
小学生の頃の参観日の出し物で、サルとゴリラのケンカを演じて喝采を浴びたことがあります。
私の役はサルでした。
ゴリラ役は 私よりの体格が大きい大柄の同級生。
普通なら ぶつかりあうと 私などは弾き飛ばされるはず。
しかし、なぜか そのときばかりは 一歩も引けを取らないぶつかり合いを演じていました。
公共工事は確かに今年もあまり楽観できる状況ではありません。
経営環境の変化が激しい時代。
「先義後利」
常にお客様と社会のことを第一に考え、行動する。
利益は自ずと後から生まれてくる。
昨年12月の日経新聞の「私の履歴書」で
Jフロントリティリング(大丸と松坂屋の合併会社)の奥田務相談役は 何度もこの言葉を繰り返していました。
京セラの稲盛会長はそれを「利他の心」とおっしゃっておられます。
松下幸之助氏の言葉を借りれば、「仕事が伸びるか伸びないかは、世の中が決めてくれる。」。
予算が無いから 受注が伸びない。利益が上がらない。
それって 先ず自分の利益を確保するためにどうするか を考えている中で出てくる言葉。
壁にぶつかっているとき今こそ、
今年は 真から お客様そして社会に どうやって会社が貢献できるか ということを考え
そこから スタートする気持ちで仕事をしてみたいと存じます。
そのために 変化に対応できる経営スタイルを模索し、行動する一年にします。
あの長い歴史のある百貨店も、会社を守るために呉服店の形態から百貨店に転換しました。
あの小学生のとき演じた サルのように ・・・ その気になれば やればできる!!
「60%の見通しと確信ができたならば、あとは勇気である。実行力である。
60%の判断で、100%の確実な成果を生み出していくのである」
これも松下氏の言葉です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
内山雅仁 拝