皆さんのところへは、春来ちゃいました?

ということで、毎年、毎年春の訪れを知らせてくれる
僕が所属する消防団担当地区の野焼きが行われました。

野焼きを行うのは、地元の方達。消防団は、野焼きの火が延焼無い様に見回りで、
煙で涙ボロボロ、号泣&野焼きの煙に燻され、危うく燻製ハムになるところでした。

突然ですが、皆さんにクイズです! 下の写真の消防道具はなんというものでしょうか?

 

答えは、「トビ口」という道具です。
正解された方・・・物知り博士号を授与致します。
どんなときに使うのかというと、建物の火を消すときに窓ガラスが邪魔で中に放水できないときにガラスを破壊したり、燃えてしまったものをどける時に素手では危ないのでトビ口を使って物を取り除いたりするときに使います。
長さ1.5〜2mほどの木製の棒の先に、名前の由来となったトビのクチバシの様な金属製の金具が取り付けられています。
江戸時代には、鳶職を中心に組織された町火消の消防作業に用いられ、
トビ口で出火した周りの建物を引き倒すように破壊して火事の延焼を防いだらしいです。Σ( ̄□ ̄|||)

所属消防団担当地区でも、毎年1~2件程の火災が起こっています。
トビ口の様な道具が活躍するのは、野焼きだけで有る様に願うばかりです。

また、近年消防団員の平均年齢もグゥーんっと、急上昇です。
地域に貢献したいという若い方達、ぜひ消防団の仲間へカモーンщ(゚Д゚щ)

皆様の大事なものが燃えてしまいませんように👏
「火の用心」
それでは、今回はこれにて。

ケンチクブ:アカギ