7日(土)は会社の全体会議、そして夕方から花見をした。
会議では、「このような厳しい競争時代に入って、社員として会社はどういう方向性を持ち、
どういう事業をやっていったらよいか、考えてください」
と みんなにグループに分かれて 話し合ってもらった。
結果は やはり、一般的に言われている 内容がほとんど。
(たとえば、メンテナンス事業へのシフト。県外工事への進出など・・)
私「よそも同じことを考えている。
何か具体的な戦略でもありますか?
それでは、この1、2年ではとても収益事業には育ちませんよ。」
社員 「そんな、1時間や2時間で、わかるわけがないです」
私 「では、1週間与えますよ。資料もいろいろと集めてください」
社員「・・・・」
それは、無理もないですね。今まで、事業の企画などはやったことがないわけですから。
私の狙いは、一つ。
今、会社が置かれている状況を、自分が経営者のつもりで考えてもらい、
とても大変な時代なんだと 改めて実感してほしい ということ。
よく、自分の会社がうまくいかないと
「あんなことをしているから、ダメなんだ。もっと、こうしたらいいのに・・・」
と 他人のような分析をする社員がいる。
えてして、そんな社員の思考について、理詰めで追っていくと すぐ
その批評の脆さが 浮き出るものだ。
会社の事業領域、ビジョンを考え、そして決めるのは経営者の仕事。
だからこそ、社員は 持ち場持ち場の仕事は 責任を持ってこなして
欲しい。
会議では、年度末にかけて終えた各現場について、「責任を全うしていない」点を
細かく指摘した。
今、この時期こそ 基本に立ち戻る とき。
会議では厳しめの話をしたので、花見は気持ちが乗らない?とは心配
していたが、みんなそうでもなく楽しんでいるようだった。
やはり、こんな 笑顔があふている 雰囲気を大切に持ち続けたい。
そのためにも、私が 責任あるビジョン、戦略を持ち、行動 をして結果を出していかねば。