日経新聞の「私の履歴書」は、本日より野村證券元会長の田淵氏。
株を取り巻く世界は、仕手筋が存在するなど、人為的な匂いが強くする世界だ。
その世界で、野村證券を世界の企業に育てたのが、この田淵氏。
そんな人の、一発目の言葉がとても印象的。
自分が今後、折にふれこの言葉を思い出し、自戒させる意味から
ここで触れてみる。
===========
「神の見えざる手」という言葉が好きだ。
「お天道様はお見通し」という感覚に近い。
世の中は理不尽なことが多く、人は間違いを繰り返す愚かな動物だが、
長い目で見れば結構平等にできており、
おかしなことは長続きしない。
世の中も人生も、所詮 「なるようになる」のだし、
「なるようにしかならない」
だから、面白いともいえる。
============
非常に含蓄のある、示唆に富む言葉だ。
ありのままを受け入れる。
この境地を楽しめるように、早くなりたい。
しかし、決して焦らないで、楽しみながら、なるように したい。