どうも、試験のときからこじらせている風邪が、まだ治っていないようだ。
もう、2週間も引きずっている。
このところ、冬らしい寒さが続いていることと、飲み会がずっと続いているのが、
長引いている原因だろうか。
今日も、一日 ハンカチを鼻にあてっぱなしであった。
人目に触れないところでは、鼻栓をティッシュで両方施す有様。
朝は、娘のひな人形を飾り、その後 昨年竣工したチャペルのブライダルフェアの見学。
そして気になる現場へ、足を運んだ。
今年の年初、「現場事務所に花を飾ろう」と社員がグループ会議で決めた。
第一回目は会社から花を用意したが、その後はどうなっているのだろう???
と覗いてみると
現場事務所のテーブルには きれいな 花が。
さて話は変わるが 最近、ある現場で 私の経営の考え方を 今一度
覚醒してくれる出来事があった。
経緯は割愛するが、問題に直面し、悩み、そこから導きだした 解は 以下の3つ。
1、真正面からの経営を心がける
2、組織を生かした品質向上を基本とする
そして
3、トップの判断は 社員の判断と一線を画さなければならない
1は、隠し事などせず 失敗してもそれが今の会社の実力として
顧客に正直に見てもらう。
失敗は誰でもする。失敗の程度もいろいろあるが、現象は正直なので、
その会社の力にあった失敗しか起こらない。背伸びをせず、
失敗を財産にし、会社の背の丈にあった実力を、少しずつ伸ばしていく。
2は、会社の評価は あくまで一個人の評価でなく、組織体としての評価。
だから、もし力が劣る技術者がいたら、力のある技術者、余裕のある社員、
客観的にみれる者が支えて、組織としての力を発揮する。
会社で 契約する以上、顧客は個人でなく あくまで組織を評価として取引する。
3は、 トップが 判断を行うときは 社員の判断に身を任せていてはいけない。
参考にすることはあっても、その判断とは全く別の次元、領域で独自に
判断しなければならない。
社員は自分と同じ判断しかできない経営者なら、とっくに自分で独立して
会社を興すであろう。
「自分では、まねできない。自分の感覚では、最終的にはおぼつかない結果になる」
そう思うからこそ、そのトップについていく。
社員の意見を尊重することは大事だが、意見をすべて取り入れる手法などは
本当の経営手法でなない。
そんな、経営者としては初歩的な心構えを、私は40歳を過ぎて
ようやく 身につけた・・・。