本日は日曜日。
以前のサービス業にいた時代では、どんなに忙しい期末の時期とはいえ
休みの日である。
翻って、建設業に従事している中での本日。
午前から午後にかけては、取引先と営業の打ち合わせ。
それから、本日出勤している現場へのパトロール。
建設業は、確かに批判に値することもあるだろう。
しかし、この勤務実態にも直視してほしい。
行政の会計年度の制度上の縛りにより、どうしても3月はしわ寄せがくる。
そして、今日みたいな雨の寒い日でも作業を続ける。
先日のブログでも書いたが、このところ当社の現場で品質面でのトラブルが
目についていて、その危機感から いわば檄を飛ばす意味から現場に足を向けた。
そして、現場に向けると、そこには ただ黙々と作業を続ける社員の姿があった。
「甘い」と言われるかもしれない。しかし、私は ただ 「御苦労さん。」という言葉しか出なかった。
家に戻る前に電話を入れると、妻からは冷たい反応。
そう、本日は異業種の先輩方を自宅に招待する日。にも拘わらず、結局終日準備を手伝わず空けていた。
家庭、そして会社の品質さえも 十分に管理できない自分の能力。
本日の夜の異業種の先輩の言葉。
『敬天愛人』
この言葉。今の自分の能力の限界を感じる、このときだからこそ、心に沁みた。