今朝方、弊社相談役 つまり私の実父より小言を言われた。
最近は、会社に来ることはあっても、30分も居ることなく、そそくさと出て行く。
会社について物申すこともほとんどない。
そんな父から
「ちょっと話がある。」とポツリ。
まあまた小言か・・・ と思いながらも耳を傾けると
「最近のお前の行動を見ていると、
事業家でなく 相変わらず商売人をやっとる。
事業家は、ここだというときには、目先の利益を度外視して動かなくてはいけない。
どうも、お前は目先の収支に心を奪われ過ぎている」
と 一言。
実は、自分自身の中で今会社周辺で起こっている事象、環境を熟慮したとき、
「当座の収支ではマイナスの可能性があるが、
ここぞというときには思い切った投資をやらないといけないときがあるのではないか。」
という想い、葛藤が凄く渦巻いていた。
建設事業にしても然り、新規事業にしても然り。
現役を退いた親父に小言を言われて、気持ち的には面白くなく、
聴く姿勢は斜にしながらであったが
一方では素直に「なるほど よく見ている よく経験している 」 という想いで話を聴いていた。
自分の息子には後継者になってほしい気持ちは 今のところ全くないが、
どんな経路に進むにしても 同じような ポツリの一言が言えるか ・・・