2月第一週に帰国してから、もうすぐ2週間が経過しようとしている。
あっという間のヨーロッパ滞在だったが、やはり異国の地は
身体中に刺激があり、今後の経営上において それなりの啓発があった。
ヨーロッパは、さすがに大規模な幾多の戦争、復興を繰り返した歴史を抱える
だけあ空気に乾きながらも、ずっしりとした重みがある。
日本の里山の景色も綺麗で大好きだが、
日本の景色は “今の美しさ”を感じるが
ヨーロッパのそれは、“過去からの繋がりの美しさ”を感じる。
不思議だったのは、学生の卒業旅行で一人バックパッカーとして
訪れたときの感覚がまるで蘇ってこなかったこと。
足を踏み入れて、目に入ってくる全ての光景が、
新鮮な匂いだった。
20代前半だったから、今よりも間違いなく多感だったはず。
なぜだろう?
いずれにしても 決して無駄な時間、支出でなく、有意義な滞在であった。
ベルリン視察
ベルリンの壁
こんな簡易二次製品だった
前は、関心も示さなかった
ミュンヘン公共住宅
コンパクト
しかし 美しい
そして 環境配慮
同左(駐車場)
車を表に出さない工夫
出来るだけ公共機関を進める誘導策でもある
でも やはり ドイツだからビールです ( ^)o(^ )
左は1L 結構見ました
右でも 500ml これが普通サイズです
ただ、なぜか ドイツの料理は とにかく塩味が効き過ぎ。
あれは、高血圧の日本人は こたえるはずです。
みんな、最後の方は 悲鳴を上げていました。。。
パリ市内での自由時間では、一人でふらりとオルセー美術館に足を運んだ。
(なぜか、日本語解説冊子の配布だけが中止されていた)
個人的には ルーブル美術館より、こちらの方が気に入っている。
よく「経営者には高い感性が必要で、そのために芸術に触れる時間を作りなさい」
と言われる。
自分の中で、どこで どう結び付くのか感覚的に認識はできないが、
あの ゆったりした しかしながら どこか鋭くなっている身体の中の感覚が
経営の判断を強いられる局面で 鋭敏に反応しやくなるよう養成される
のかもしれない。
そういう観点からも、今回のヨーロッパ滞在は 有意義な時間だった。