社員から 息子さんの結婚式出席のためということで休日届があり
気持ちばかりのお祝い金を渡した。
社員の祝い事は、社長としても本当に嬉しくなる。
いい結婚式、そして素晴らしい家族の誕生を祈った。
先日、その社員の息子さんから 新婚旅行帰りのお土産と一緒に
一通の手紙が机の上に置いてあった。
父である社員が、息子さんから言づけで置いていたみたいだった。
「え、自分が厳しいから、もしかしてお怒りの手紙かな?」
と恐る恐る手紙を開いてみると
祝い金のお礼と、新婚旅行のお土産を買ってきた件、そして
私についてのブログへのコメントが添えてあった。
具体的な言葉は恥ずかしくてここで掲載しないが、
お褒めの言葉だった。
多分、これまでお父さんの会社のホームページは開いたことが
なかったのだろうと察した。
開いたついでに、私のブログを見た。
そこに 父のいる会社の代表者の姿を垣間見、安心した
こんな 感じだろうか。
子は親の鏡。親のこれまでの教育の良さを察することができ、
そんな親を社員として働いてもらっていることに改めて感謝したが、
それよりも お子さんがお父さんの会社に安心感をもってくれた
ことが何より 嬉しかった。
もちろん、私自身 ブログから受ける印象の十分の一くらいもないくらいの
未熟な人間であることは 百も承知。
もっと もっと 人間を磨いて 社員だけでなく その先にいる家族へも
安心感、喜びを与えられるような経営者になりたい と強く感じた瞬間だった。