人生、経営 そんなに シナリオ通りに進まないものだ。
周到に準備していたつもりでも、どっかで 体制に不備があったりする。
うまくいくときは、たまたま その不備な箇所が 勢いで覆い隠されているだけ。
まだまだ 当社の体制は 脇が甘いのだろうな と 感じさせられる出来事が最近あった。
会社は経営者次第。
私は この言葉を
「経営者は すべての業務について、最終段階では 必ず自分の管理の目で
チェックすべき」 ことが 必要だと理解していた。
しかし、 必ず上でチェックが入る ということは、 下の者は知らず知らず無意識の内に
自分のチェックに甘えを覚えるようになる。
敢えて 最後の段階では介入せず 事態が悪化している場合でも
それを遠目に見ていることも必要なのかもしれない。
ありがたいのは、社員は みんな まじめ であること。
敢えて手抜きをしようとする性向の人は、一人もいない。
これは、見事なほどに そろっている。
下請けしたりすると、必ずといっていいほど 言われる言葉である。
信じよう。 社員の 持っている 力を。
ひとつの山を超えると また次の 高い山が 出てくる。
だから、人生 経営は おもしろいとも 言える。
私の場合 人生は ほとんどの部分を 経営が占める。
経営に何かがあると 人生そのものに 何かがあった ことと同じくらい 感じる。
うまくいかなかったことが、 かえって 後では 結果として うまくいくことだって
往々にしてある。
今回の躓きは、 今までの会社 から 一歩進化できる絶好のきっかけで ある。