1月1日のNHKスペシャル『激論2010 にっぽん大転換!?』の番組に、
討論材料として私のコメントが紹介されました。
政権交代による地方建設業界の影響についての考えを述べたものです。
さて、そのコメントの中で私が答えたのは、
「もう(コスト削減努力は)限界。これ以上の公共事業削減が続けば、
(これまで抑えてきた)人員削減もやむ無しと考えている」
という内容でした。
3日間取材を費やされ、いろいろと持論を述べたが、紹介されたのは上記の内容だけでした。
取材班からの評価(?)も上々で、業界関係者の声を代弁するものも多かったので、
正直少々がっかくりはしましたが、あまり露出すると何かと面倒なので、
結果としてはこれでよかったのかな。
ゲストして出演していた安藤忠雄さんが
「我々5百万人といる建設従事者のことを考えると、
あの『コンクリートから人へ』という表現以外になにか他の表現が
無かったかと思いますね」
と、コメントされたいたが、私が画像以外で述べていた内容はほとんど
この言葉に凝縮されていました。
しかし、同じ内容を伝えるのでも、人によって こんなに短い言葉で
印象にも残るものだと感心もしました。
この討論会を見ていてつくづく思いましたが、
いろいろ言ってみても、当分は今の流れは続くでしょう。
もちろん、継続的に思い、そして事実について情報発信は続けていくべきですが、
経営者として事業を継続させるには、平行してこの流れの中でどうやっていくべきか?
を考え、そして断行していかねばなりません。
そんなことを改めて考えさせられた番組でした。
追伸
番組を観た複数の知人から、
「いい顔で映っていたね。あの、眉間にしわを寄せていた表情がよかった!」
と言われました。
眉間にしわ寄せ が いい顔・・・・ これって 喜んでいいのか??