1月2日の最終回放送で 印象に残った言葉。
(いずれも明確にセリフを覚えていないので、意訳です。ご了承ください)
米の生産で生計を立てている殿村さんのお父さんの言葉
「いい人と仕事が出来てよかったじゃないか!」
そして殿村さん
「あの社長がいたから、佃製作所があったから 今の自分がいるんだ」
→これこそ 経営者である私が 求めるべき社長像である。
最近、そうほんとに思う。
ライバル企業に自社製品のキーとなる特許技術を供与することになる件(くだり)で
「俺たちの目標は 農業を救うことだったよな
(ライバルを倒すということを目的とせず、
農業する人のために何か役立てることを目標とする)。
そんな考え方は人が好過ぎる と言われるかもしれない。
でも、それでいいじゃないか!
それこそが中小企業が中小企業たる存在価値なのだから」
→ 中小企業は 業績を伸ばす ということより 大事なことがある
そういうことを このドラマは 改めて教えてくれた。 そんな気がする。
上場している会社に対しても
こういう視点で経営している会社に投資が集まってくる世の中になると
いいなと 思います。
上場会社といえば
昨年、ある元上場企業経営者と食事する機会があった。
この方、その会社をV字回復させた実力者。
そんな方が、「下町ロケット今なぜ受けているかわかるか?
数字でない 作ることの喜びを社員と一緒に共有できることこそが
経営の醍醐味であることを 再確認させてくれるからだよ」
と ポツリとおっしゃった。
池井戸潤さんには いつか 建設会社に勤める主人公の小説も書いてもらいたいな
と密かに思っている私です。
池井戸さんは 私が合併する前の東京三菱UFJ銀行の旧三和銀行の梅田支店に勤務しているときに、
確か旧三菱銀行の梅田支店で勤務されていたようで(違ってたらごめんなさい)、
なんとなく 勝手に親近感を持っています ^^;