この題目を目にして、「内山社長は とうとういかれてしまったか?」とほとんどの方は思われたであろう。
笑わってもらって結構です。ハイ。
先の当社の安全衛生大会。
当社社員に加えて、取引先の方にも参加してもらい、総勢100名弱の賑やかな大会であった。
冒頭の社長の挨拶で、
「私が60歳になる13年後には、売上100億円を企業グループで達成することを目標とします」
とぶち上げてしまった。
現時点の売上は10億円弱。2年前に計上した過去最高売上でも15億。
あと10年で、しかも土木工事市場はこれから拡大していく一般には考えにくい。
それでも、大きな数字達成を目標にしたのはわけがある。
萩本欽一氏の本で 「今が辛ければ辛いほど、遠くにある大きな夢を見て辛抱すると、きっといいことがあるから」
という言葉を目にしたから。
いいことが来てほしいから、遠くの大きな夢を語りました。
単純ですね。
でも、遠くの大きな夢を描かないと、足元に灯りがさしてこないし、
現状の壁を打破できる奇想天外なアイデアも浮かんでこないのも事実。
実際、100%達成できるかどうかあやういところかもしれないが、
そういう馬鹿でかい目標を達成するにはどうしたらいいか?を頭に入れて経営を考えると、
今までと全く違った心構え、発想の視点がついてくる感じがしている。
ちなみに、企業グループとしたのは
建設業だけで100億円達成は 現実的に厳しいので、
関連会社で目下業績が上向いている園芸・肥料製造販売会社の有限会社エコロ及びその派生事業を
含めてのこと。
もちろん、足元のゴミが見えなくなるほどのバカな経営はするつもりはありません。